鞍馬寺にて
月のように美しく
太陽のように暖かく
大地のように力強く
鞍馬寺ライトワークの続きです。
パンフレット「鞍馬山案内」に
記載されたこの言葉を見てハッとしました。
なぜなら、今回伺う前に同じ言葉を
受け取っていたからです。
それは満月の夜、ベランダで月を眺めた後
自室に戻り美しい月を思い浮かべながら
フラダンスの練習でもしようかなと腰を
ふっていた時に「月のように美しく」
という言葉が降りて来ました。
(そうね、月は美しかった、あの月のように
美しさを放ちながら踊った方がいいかも)
その時はそんな風に思っただけでした。
翌朝、出勤時に太陽が眩しく輝いていた
のを見て(暖かいな~ありがとう!)と
心の中でお礼を言ったら
「太陽のように暖かく」という言葉が
ふんわり頭頂からやって来ました。
(そうね、暖かいと心まで温もりを感じられる)
穏やかで人に対しても親切になれる、
そんな気がして、気持ちよく歩いていたら、
の光景が急に頭の中に現れ、
「大地のように力強く」
という言葉が聞こえました。
(力強く生きている自然、私も強く生きよう)
なんとなくそう思ったのです。
鞍馬山へ来て
この言葉は尊天に唱える言葉だと分かりました。
尊天とは
この世に存在するすべてを生み出す
宇宙生命、宇宙エネルギーであって、
その働きは慈愛と光明と活力となって現れる。
下記のようにその役割を表しています。
<三位一体尊天>
〇慈愛ー月の精霊【千手観世音菩薩】
〇光明ー太陽の精霊【毘沙門天王】
〇活力ー大地(地球)の霊王【護法魔王尊】
鞍馬山の根源は「信の心」
多くの人がその人なりに尊天のお力を受け、
真実にめざめ、いのちを輝かせてくださるように。
そう願って山容を整えられているそうです。
私達は、
自然の恩寵をいつでも受け取っていて、
自らの魂を自分らしく輝かせて生きていける
そのように悟らせて下さっていたのだと
受け取った言葉の意味を改めて感じたのでした。