プラサット・トム遺跡
カンボジアの最終日は一番気になっ
ていたコー・ケー遺跡群。
シェムリアップから北東へ約90キロ、
郊外のジャングルの中に見つかった
コー・ケー遺跡群は100程の遺跡
があるそうです。
向かう途中で見た朝日
遠いので早朝5時出発。
市内のシエムリアップから3時間近く
かかりました。
途中、小学生5,6年生位の子供がバ
イクを運転していました!
学校が遠いのでバイク通学だそうです。
免許は取らなくてもいいとか💦
市内を離れると、高床式の木造の家が
多くなり、半自給自足や自給自足の生
活が窺える家々が目に入りました。
中には吹けば飛ぶような藁の家も。
遺跡の数キロ手前の施設で入場料$
10を支払います。
綺麗なトイレも完備されていました。
日がすっかり上った頃、遺跡に到着。
長い間密林の中で放置されていたので
崩壊が著しいとの事でしたが・・・。
しょっぱなから崩壊してました。
先に進むと至るところで瓦礫の山
を目にします。
コー・ケー遺跡群は、主要の遺跡20
か所以外は、地雷の撤去作業が完全で
はなく、周辺の森も同様に危険と思わ
れるので、行かれる方は極力ガイドさ
んにお願いした方が良いと思います。
森に囲まれたとても美しい遺跡。
穏やかで神聖な気が流れています。
同時にここには何かが隠されているよ
うな、未だ明かされていない秘密めい
たものを感じました。
928年にジャヤバルマン4世によって創ら
れたヒンドゥー教の寺院。
ジャヤーヴァルマン4世が王位につくと、
王都をアンコールからコー・ケーに遷都。
息子のハルシャーヴァルマン2世が後を
継いだそうです。
しかしこの都もわずか16年間でジャング
ルに埋もれてしまいます。
この近くにはバライ(貯水池)があり、跡地
周囲には小さな遺跡がいくつも点在して
おり、その中でもこちらは最大の寺院に
なります。
閑散としていて、観光客は私達だけでした。
あまりレリーフが見当たらなかったのは
略奪されたからだそうです。
足だけが残る像
荒廃感が寂しさをより醸し出しています。
更に先に進むと思わぬ歓迎を受けました。
ナーガの抜け殻を発見!
ナーガは大袈裟ですが、割と大きな蛇
であることが分かりますね(+o+)
上手く脱皮できるものです。
ってことはこの辺にいるってこと!?
生きている蛇にもお目にかかって
みたかったですー。
こういう情景が続き、果たしてあのピラ
ミッドは本当にあるんだろうか?と疑問
に思っていた矢先、それは突然現れました。
違う異空間に来てしまったかのように、
急に視界が広がり、あの巨大なピラミッ
ドが目の前に鎮座していたのです。
森を抜けると現れたピラミッド。
「プラン」と呼ばれるピラミッド型
の建物です。
基壇7段の中央に頂上まで登ることが
できます。
建設当時は登頂部にも中央祠堂があった
らしいのでもっと高かったという事です。
早速右手の方にある階段へ。
一片60m弱、高さ約35メートル。
この遺跡では2メートルもの巨大なガル
ーダ像が見つかり、その像は現在プノ
ンペンのカンボジア国立博物館で見ら
れるそうです。
ピラミッドがメキシコの遺跡チチェン
・イッツァに似ていて、凄く気になっ
ていたんですよね。
頂上に着いた時、祭壇のような所が
ありました。
ここでワークをさせて頂きました。
すると上空に黄金色の神殿が見えました。
だれかが設置したのかも知れません。
高次元からのエネルギーが強いです。
ふと近くの足場を見ると石像があり、
この上部の石を支えていました。
新しい宇宙のエネルギーが降りている
所で、「生まれ変わる」というメッセ
ージ。自分の中にある古い思考や観念
をどんどん入れ替えること、書き換え
ることでピカピカの自分を生み出して
行くことを伝えているようでした。
凄く開放感があり見渡すと森が多いこと
が分かります。
とても素晴らしい所でまたここに来たい
と思いました。
この後、ガイドさんオススメの
「Pram Temple」へ移動しました。
ここもまたベンメリアやタ・プローム
と似たような状況の遺跡でした。
こちらは独特の雰囲気があってメルヘ
ンチックで可愛らしいです。
小人?何かそういう存在を感じま
したが、姿は見えませんでした。
周りが森なので、遺跡にはリスちゃんや
珍しい鳥もいました。
自然が豊かでもっと観察していたかったです。
大地からのエネルギーが強く伝わ
って来て、生きている喜びを感じ
る、新鮮な気持ちになりました。
=後記=
過去200万人だった観光客が今では700
万人になったアンコール・ワット遺跡群。
私が感じたのは、それだけ世界の歴史に
関心を抱く人が増えたということは、地
球や宇宙、そして自分自身に対して好奇
心の目を持ち、覚醒して来ている顕れだ
と思いました。
興味を持つというのは、偶然ではなくて、
本人が目覚める為(思い出す為)に必要
だと無意識下で感じているから訪れるわ
けで、自分の本質に回帰し、宇宙と繋が
る意識が促進されていくことは遺跡など
の役割でもあるように私は思っています。
そして次に向かったベトナム。
ハイアーセルフが勧めていた理由が分か
った聖地とは・・・