さて、海へ出て海の女神にサポートして頂
きワークを行いました。
ここで知床が何故世界遺産になったのか?
ご存知ない方の為に。
<世界遺産知床>
栄養分を含んだ流氷が融けると植物性プラ
ンクトンが増殖。それを食べるオキアミ等
の動物プランクトンが現れ、「小魚」→「
大型の魚」→「アザラシ、オットセイ、トド」
「プランクトンや小魚を食べる鯨類」→「
シャチ」を呼び豊かな環境で生態系を崩さ
ず育んでいる特別な地となっているのです。
これだけ聞くと普通の食物連鎖でしょ、と
思われるかもですが、これは海だけでなく
山も同様で多様な植物を始め、希少なオジ
ロワシ、オオワシが越冬にやって来て、更
に稀少なシマフクロウ(世界最大クラスの
フクロウ)が生息し、秋には遡上するサケ
を求めて森に棲むヒグマやキタキツネ、シ
マフクロウの命を繋いでいます。
自然が織りなす海と山の恵みが数種類の
多様性ある動植物達の一大食物連鎖を営
んでいます。
世界の多くは環境破壊で種の絶滅が増えて
いる中、バランス良く生態系を維持してい
るのは大変珍しいとされています。
実は外国人からは、「こんなに狭いエリア
でこれだけの動物や多様性があるのは凄い!」
と絶賛されているんです。
(今はコロナで外国人観光客は殆どいません
が)
<海のライトワーク>
イルカや鯨類に興味がある方は、レムリアに
ご縁が深い方なのでしょう。
私もその一人で、レムリアのエネルギーが強
いこの稀少な地でより活性化したエネルギー
を日本全土へ拡大していくことを目的として
ワークを行っております。
この日は曇っていましたが、沖に出たら少
し天気が回復していました。
暫くして前方からイルカの大群が!
羅臼で良く見るイシイルカかなと思いま
したが、ここではシャチよりも遭遇率が
低いカマイルカの群れに出会えました!
ざっと見て40~50頭はいたでしょうか。
多く水族館で飼育されていますが、羅臼
の海では年に2,3回。多い時でも10回
程度なのでとても嬉しい出会いでした。
その後シャチ達に会いました。
シャチは50頭以上は広範囲に分散して
いるようだったので、それぞれの観光船
が密になることなく、観察しておりました。
彼等は母(又はおばあちゃん)がリーダー
で家族単位で行動しています。
ハーフジャンプやスパイホップ(海面で
顔を出して偵察する行動)をしていましたね。
彼等は私にしてみれば「宇宙人的存在」と
いうか地球に来ても宇宙的高度な能力を保持
し、家族思いでその絆も深いです。
人間よりも観察力が鋭いですね。
また、白黒模様が、なんだか「勾玉」のよ
うで神秘的な動物です。
彼等に魅了されて毎年通うシャチファンも
年々増えています。
今回は珍しくイルカがジャンプするような
泳ぎ方ではしゃく姿も見られました!
高速で移動する時はこれより低い状態で
すが、体を全部出してイルカジャンプす
るのは滅多に見れず私は2回目です。
普段はもう少し高くジャンプするかブリ
ーチングが多いですね。
大体1回しかやってくれず、いつジャンプ
するか分からないので、そんな言い訳で
ブレブレとなってまーす!(^▽^;)
船のスタッフも初めて見たそうで、また
新しいシャチの一面を知ることができま
した。
<フレンドリーなマッコウ>
帰港途中、マッコウクジラの潮吹きが遠
くで上がりました。
距離的にもちょっとあったので、こちら
の近くに来るまでに潜るかも、とスタッフ。
何故なら通常は7,8分位海面で息継ぎ
をしたら、深海へ大型のイカを採餌しに行
ってしまう為、40分位は出て来なくなるか
らです。
マッコウクジラはクジラの中では潜水能力
が高く2000mは潜れると言われています。
しかし、私はこのマッコウクジラは直ぐに
潜らないと思いました。
通常のマッコウクジラと違うエネルギー
を感じたのです。
暫く船を停止して観察していると、まる
でこの船を目指しているかの如く、真っ
しぐらへこちらに向かってやって来ます。
どんどん接近して遂に船の目の前までや
って来ました(;''∀'')
もうとっくに潜ってもいい筈なのに、興味
があったのか船の周りをくるっと移動し始
めました。
そして船の真下へ潜りました。
どこに出てくるのかなと、船上がシーンと
なった時、「右~!」というスタッフの声
に慌てて移動。
なんと船の真横に現れました。
(下記画像は動画からPICKしたので画質
が荒いです)
そしてそのまま潜水。
しかしどうやら浅く潜っていたようです。
もう船は港へ戻らなくてはならない時間
でしたが、観察を続けていたら船の周り
に居ついてくれたことでしょう。
普段マッコウクジラは船に寄って来るこ
とはないので、大変珍しく面白い個体で
したね。
こうやってブログにすると、いつもこ
んな直ぐに動物に出会えるのかと思われ
がちですが、そうそう上手い具合に出会
えるとは限らないのが野生動物です。
ただ今回は恒例のエネルギーワークを
やっていたこともあり、動物達が応えて
くれたのではないかと思っています。
感謝感激!
続く。