Blue Wave

不思議な世界・スピリチュアルなお話

スピリチュアルな世界はファンタジー。 そこに生命の真実があります

北海道ライトワーク2021(3)

再び知床のライトワークへ。

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キタキツネは町中でも見られました。

 

北海道ライトワーク2021 (1)で

キタキツネの事に触れましたが、よく路

肩を走っていたり、道路に出て来るんです。

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こんな感じで道路にちょろちょろと。

(前日の写真より)

 

この日もまだ薄暗い早朝から山でのライ

トワークへ出掛けました。

しかし何だか朝から嫌な予感があり、落

ち着きませんでした。

 

暫く走ると勾配のきつい丘から2匹のキツ

ネが駆け下りる姿を発見!

そのキツネ達が向かう先へ視線を移すと、

道路に1匹のキツネが倒れていました。

 

まさか・・・<(T◇T)>

 

近づいて車を停め、キツネの傍へ。

それを見た2匹のキツネ達は駆け下り

た丘をまた元へ戻り叢へと姿を隠しました。

 

倒れていたキツネは大きく口を開けた

まま既に息を引き取っていました。

背骨と右後ろ脚の骨が剥き出しにな

って惨い状態。

ただ、出血は殆どありませんでした。

 

このキツネはあの2匹の母キツネか

もしれません。

昨夜か深夜のうちに餌を探して道路

に出た時に、スピードを出して来た

車に轢かれたのでしょう。

 

手袋とビニール袋を取りに車へ戻って

埋められそうな場所を探してみました。

しかし土が硬くて手では無理。

 

カラスが群がらないうちに早く処置

しなければと思い、死後硬直したキ

ツネを抱えて近くの叢へ入り、土を

少し掘ってキツネを置き、枯れ葉や

枝を大量に取って来て被せました。

 

なんともやるせない気分です。

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あの子供達が無事に生き延びられると

いいのですが・・・。

 

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(写真は別の個体です)

出会うキツネはどの個体も痩せている

ので、野生で命を繋ぐ厳しさをいつも

痛感させられます。

 

姉と無言のまま峠に向かいました。

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先程の悲しい出来事が嘘のように美しい

夜明。

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国後島がぼんやり見えていて、時間が

止ったかのようにただずっと眺めて

いました。

 

峠で無事ワークを終えると、樹々達が

爽やかな風で呼応してれました。

とても優しい風でした。

 

いつの間にか見渡す限りスッキリした

青空が広がり、羅臼岳だけにまたクラ

ウドシップが現れていましたね。

 

羅臼岳にもチンタマーニが埋められて

いて、強化されてから結構クラウド

ップが見られるようになったと思います。

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羅臼岳

峠を降りて街中を散歩した時にりっぱな角

を持った牡鹿に会いました。

道路でゆうゆうと歩いていましたが、その

後、民家に入り庭でむしゃむしゃ葉を食べ

ていました。

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仲良く餌を食べた後川の方へ移動した牡鹿

この自然がいつまでも続くことを祈って、

再び海でのワークへ向かいました。

続く。