岐阜ライトワーク最後のポイント、
21世紀の森へ。
の岐阜県最長トンネル(ささゆりトンネ
ル4,877 m)と和良金山トンネル(1,85
0 m)を抜け、ひたすら山道をくねくね
進む。
これ等のトンネルが暗くて狭くてやたら
長く感じました(T□T)
1時間程でなんなく着くと思ったのですが
途中ですれ違い不可の道幅に変わり、時々
逃げ場はあるものの対向車が来たらOUT
じゃん!という道を延々とヒヤヒヤしなが
ら走り、街がようやく近づいた時は、やっ
と黄泉の国から脱出して来たような心地で
した。
(しかも私の後ろに3台くっついたままで
、ホント疲れましたー(T□T)
もうこの道は通りたくないです(TmT)
しかも21世紀の森へ行く時もまたこんな
感じの狭い道を通り、帰りもそこを通ら
なければなりません。
しんど~<(T◇T)>
そんなこんなで悪夢から抜け出し、やっ
と21世紀の森へ到着。
カメラを持って坂を上がって行く途中、
管理人らしきご年配の女性が私達に声
をかけて来ました。
森から行く道順を案内して頂けるとの
ことでラッキー!
早速付いて行きました。
道路側からも行けるそうですが、この
炎天下でアスファルトの上を歩くのは
体力を消耗する為、森へのルートを教
えて頂き有難いです。
この時期(当時7月)こちらではアジサイ
が咲いていました。
「ここから人が歩いたような道があるか
ら、そこを行って少し小高い丘を上がる
と道路へ出る。道路を出て反対側の緑の
ロープづたいに進むと杉株があるよ。」
私達はお礼を言って案内された通り、森
を抜けると間もなく杉株があるエリアへ
到着!
ちょっと進むと直ぐに巨大な株の姿が!
周りの杉を見ても明らかに異質で大きい
(〃゜口゜)!?
ただこの森に入った時、マイナスイオン
全開という雰囲気の中、何か少し違和
感が・・・。
少しだけどこか警戒心があるような、
スッキリしない感覚・・・??
癒されていない悲しみのような感情も
微かですが感じ取れました。
後で分かったことですが、株杉は朽ちゆ
く古木や炭焼きのために伐採し、その幹
を苗床として萌芽が出てまた伐採を繰り
返し特異の形状の杉が生まれたとされて
います。
杉達は何度も伐採され、その度にショッ
クを受け、深い悲しみの記憶が彼等のエネ
ルギーフィールドに刻まれ残されていたよ
うでした。
木は切られるととてもショックを受けます。
それでも人を恨んだりはしません。
植物は動物を癒し支え、豊かな自然を育て
る役割を認識しています。
株杉はこの地で生きてこの森を守りたいと
いう思いが強く、彼等の生命力は人間の想
像を超越し、更に強い意志表示を現わした
結果、このような姿になったのではないか
と思いました。
これ程までに深い愛情と生命力を表現した
木は見た事がありません。
その姿がとても逞しく心が震えました。
株杉の古い感情の記憶は僅かに残されてい
ただけで、多くは恐れもなく堂々と、この
森で生きる喜びを感じているようでもあり
ました。
本当に壮大なパワーに圧倒されます。
一本の幹から地上2~6mの位置で複数
に枝分かれし、多いものでは20本以上
の細い木が伸びて特異の成立形態で自生
しています。
杉がこんな成長の仕方をするなんて、
誰が想像できたでしょう。
大小約100株の株杉が群生し、中には樹齢
400~500年、株の直径が1mを超える巨木
もあります。
特異な形状をした珍しい杉が群生している
のは日本でここだけと言われていますが、
山形にも一部あるそうです。
なんだか違う生物のようにも見えます。
彼等に無条件の愛のワークを行いました。
柔らかな光が差し込め、森の「気」
がゆるやかに動いていました。
精霊達もこの森で株杉と暮らす事を
喜んでいるようです。
葉が小さく揺れて応えてくれましたね。
何が起ころうと彼等の繁栄を止める
ことは出来ない、凄まじく逞しい
生命力を目の当たりにして、改めて
生きることの素晴らしさを教えてくれ
ました。
森のなかは散策路が整備されていて
30分~40程回った後、再び道を教え
て頂いた女性に会う事ができ、
株杉が素晴らしかったことを伝える
とニコニコされ嬉しそうでした。
さて、往路も問題なくクリアー出来て
無事帰還。
今回は駆け足でのライトワークで水が
綺麗な岐阜をじっくり見て回ることは
できませんでしたが、素晴らしい土地
のエネルギーに触れられ、改めて日本
の素晴らしさを知ることが出来ました!