金華山から仙台へ戻り、翌朝郡山へ
新幹線で移動。
レンタカーを借りて黒沼神社へ向かいました。
黒沼神社は福島でもいくつかありますが、
こちらが元祖黒沼神社になります。
周りは住宅が少なく畑が多いです。
こじんまりした所にあります。
参道を抜け手水舎で清めて階段を上がる
と正面に拝殿があります。
しかし右手にある大きな木に目が釘付け。
洞がありますね。
精霊がいそうです。
ビリビリとしてパワーを感じました。
何か上の枝にやってきたようですが、
正体不明。
樹齢1300年の御神木だそうです。
拝殿へ進み、ご挨拶と光の設定ワークを
させていただきました。
その後、神主さんがやって来られて
お話を聞くことが出来ました。
ちょうど御朱印帳もお渡しすることができ
ました。
こちらは神々の発祥の地ではないかとも
言われており1300年と歴史が古く、天照
大御神がお隠れになった場所だそうです。
また、この近くに大きな沼があったそうで
すが、今は無くなっているとのこと。
聞くところによると、こちらの神社は
角端「かくたん」という麒麟が護っていて
息子さんが霊力があり聖獣が分かるそうで
す。先日は索冥(さくめい)も来ていた
そうです。
<麒麟とは>
顔は龍、体は鹿でウロコがあり、
牛の尾と馬の蹄を持つ。
非常に穏やかで優しく、足元の虫や植物
を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌う。
王が仁のある政治を行うときに現れる神
聖な生き物「瑞獣」とされています。
<麒麟の種類>
麒麟にも種類があって色で区別されています。
青色・・・聳孤(しょうこ)
赤色・・・炎駒(えんく)
白色・・・索冥(さくめい)
黒色・・・角端(かくたん)
黄色・・・麒麟(きりん)
※龍遣いで有名な「えしまなおこさん」
がサクメイクエスト(さくめいが移動
した神社等のライトワークをされている)
で来られた場所でした。
<御祭神:水神>
右横から回ると様々な神々様が
祀られています。
<御祭神:足尾神>
後ろには大きな松の御神木が。
力強いですね。
ここに角端がいるそうです。
角端(かくたん)の姿は確認できない💦
(かくたん、いるなら葉っぱを落として
ください)と頼むと、風が吹き一斉に
周辺の葉が落ちて来たので、間違いなく
いることを確信。
(ありがとう、かくたん!)
<御祭神:天照大神>
こちらは力強く優しいエネルギーです。
色々な感情を調和するような感覚が
ありました。
昨日はこちらの御神殿の祭事があった
そうです。
<御祭神:大山祇命>
<御祭神>
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)・
沼中倉太珠敷命(ヌナクラノフトタマシキノミコトは
三十代目天皇 敏達天皇)のことです。
お祀りする神社です。
参拝客は他に2名だけでしたが、神主さんとも
ゆっくり会話ができ有意義なライトワークを
行えました。
昔、魔物が出て敏達天皇が退治していた逸話が
残されています。
<由緒>
阿武隈川に面した湿地帯の蟹沢村に妖怪めいた
魔物の大蟹が現れ、欽明天皇は、大そう心を
痛め、皇子の淳仲倉太珠敷命(ぬなかくらふ
とたましきのみこと)を魔物退治に向かわせ
たといいます。
皇子様は全力で大蟹と戦い大格闘の末大蟹を
退治。
その後、蟹沢の北の方には水熊という妖怪が
現われ田畑の作物を食い荒らしたり、村人を
襲ったりして苦しめていたと聞き、退治に向
かいます。
皇子様は水から出ると急に動きが緩慢になる
水熊の特長に気付き、信夫湖の堰を壊して水
を阿武隈川に流し、浅瀬へ追い込んで命がけ
で水熊を仕留めたそうです。
その時、川の淵についた水熊の足跡へ水がた
まり、そこから小さな流れが出来、それが浅
い川になり、浅川村という村名になったとの
ことです。
村人達を必死に守る皇子様に、村人達は心よ
り感謝しましたが、皇子の傷に気付くものは
いませんでした。
その後、皇子様は水熊に深手を負わされ死亡
したという噂がまことしやかに伝わり、その
噂は都まで流れて母君の元へ。母君は皇子様
の安否を気遣い、はるばる陸奥へと来ました。
しかし、本当の消息もつかめぬまま、落胆さ
れた母君は帰る道々、黒沼という大きい沼に
身を投じ、お亡くなりになったといいます。
金沢と浅川の村人達は、それぞれの村に“黒
沼神社大明神”という神社に魂を入れ建立し
、何百年か経った今でも、金沢と浅川の二つ
の神社では、年末に羽山ごもりという国指定
重要無形民俗文化財の祭神事が執り行われて
います。
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