九頭龍大社から徒歩5分程の所にある
猫猫寺。
猫猫寺と言ってもお寺ではなく、築
100年の古民家を寺院風にした
店内すべてが猫アートの美術館。
「猫」をご本尊とした世界初の本格的
寺院型テーマパークです。
本物の猫も稀に現れますが、猫が
沢山いる施設ではありません。
こちらの猫猫寺は加悦さんご一家が経営
されています。
息子の雅乃さんが11歳の時に描いた作品
が海外で入賞し、雅乃さん自身は中学生の
時に猫の作家(絵描き)になりたいという
夢があり進学は希望していませんでした。
父の徹さんは神社仏閣を彩色する絵師で
息子の才能に気付き、進学しなくていいか
ら好きな事をしなさい。と猫作家を勧め
ました。
そして自分のやりたい事と人に喜んでも
らえることをやりなさい。
という話しをして、奥様はフェルトで猫を
作りたかったので、息子さんと一緒に猫の
作品を手掛け、徹さんも絵師として雅乃さん
の猫作品とコラボし、家族で色々なアイデア
を出しながら創り上げている美術館です。
古民家に入ると沢山の猫グッズが並び、
加悦さん一家の作品以外にも全国の猫
ファンが作成した作品が沢山販売され
ていました。
襖に描かれた個性的な猫ちゃん達が
歓迎してくれています。
アートな空間のお部屋。
魅入ってしまいますね。
<ひだまり>
第47回 新創美術展 尼崎教育長賞
11歳の時に描いて入賞したとは素晴らしいです。
<奇抜な神話>
後にパリ サロン・ドートンヌ展で
17歳の時最年少で入賞します。
その他も数々の作品を手掛けています。
隣のお部屋には色とりどりの
見事な天上絵
そして「大日猫来様が!」
<大日猫来(だいにちにゃらい)>
これは悪ふざけしているわけではないんですよ。
この部屋に入って「大日猫来」を見た瞬間、
魂が入っていることに気付きました。
魂が入っていると、エネルギー
の密度に違いが出るんですね。
例えば置物やぬいぐるみにしても、魂が
入っていると伝わって来るエネルギーの圧
が違うんですよ。
こちらの「大日猫来」様もそうした
パワーを感じ、オーブも飛んでいましたね。
他のお客さんがいなくなったので、再び
隣の部屋へ戻り、TVで美術館が創られた
由来や館内案内を見ました。
窓の向こうには川が流れているのが見えます。
大日猫来の案内が出てきた時、やはりちゃん
と神主様を呼んで(魂入れ)して頂いていた
ことが分かりました。
しかも、大日猫来の前に立ち、正面、左右
と自分が移動する度に、大日猫来の眼が
動くというのです。
「それは凄い!」
早速、大日猫来様の前でやってみました。
「おおっー!!」
本当に黒目の部分が私を追って動いて
います。
生生しさを感じます(笑)
人によっては怖いと思うかもしれませんが、
なかなか素晴らしいですよ!
<奇跡の猫石>
ある方から寄贈されたものだそうで、
河原で石を見た時に、それが猫そっくり
な顔の石だったので、こちらに持って
来られたそうです。
ホントに猫そっくりですね。
直ぐ横の襖は父:徹さんと息子:雅乃
さん、親子のコラボ作品です。
桜は父が描き、猫は息子が描いたと。
素敵ですね~。
世界観がある作品
これには釘付けでした!
地下には猫仏展が開催され、数多くの
作品が展示されており、こちらも見応え
がありました。
本当に色々と凝っていましたね。
小物を作るのも大変だったでしょう。
照明の使い方もセンスがあります。
ここでは一部のみの紹介ですが、
沢山ありましたよ。
是非、京都左京区にお越しの際は
足を運んでみてください。
過去にはツタンニャーメン展も開催
されました。