Blue Wave

不思議な世界・スピリチュアルなお話

スピリチュアルな世界はファンタジー。 そこに生命の真実があります

絶望と非絶望

有馬記念でも走っていたあの馬が

こんなことに・・。

と思うと本当に残念で無念です。

 

私は競馬ファンではないのですが、動物が

好きなだけに、競走馬の「シャケトラ」が

「骨折で安楽死」の訃報を聞いて本当に

ショックでした。

 

医学が発達した現代でも馬の骨折の治療は

難しく安楽死の処置が取られます。

 

安楽死の理由>

立てないことで内臓に負担がかかり、内臓

破裂や腸捻転等の内臓の病を罹ったり、

動けない為感染症も引き起こしやすく、ひづ

めの病気の蹄葉炎を発症したり、細胞の壊死

など、様々な病気にかかり最終的に苦しい

状態で死を迎えることになるからです。

 

これは名馬:テンポイントの死が大きな

教訓にもなっています。

 

テンポイントの悲劇>

テンポイント「流星の貴公子」:18戦11勝

第25回日本経済新春杯中に第3中足の解放骨折。

(レースで66.5kgの斤量によるハンデ有り)

 

33名の獣医師による医師団が結成され、大がか

りな手術と治療を施したが、蹄葉炎を発症。

次第に痩せていき容態が悪化して死亡。

 

以来、安楽死の処置を取るようになり、ハンデ

(競走馬が背負う騎手の体重や馬具の重さ)

の斤量も改められたという。

 

また、テンポイントの祖母に当たるクモワカ

馬伝染性貧血と診断され殺処分を申告され

た。その診断を不審に思った馬主や多くの

関係者に守られ、殺処分は延期となり北海道

へ。その後、馬の登録が許可されず民事訴訟

となり、波乱な状況が続いたが、最終的に

馬伝染性貧血」は誤診で終結

 

「クモワカ事件」で殺処分されなかった事

で、孫の名馬をこの世に輩出できたわけで

すが、テンポイント安楽死されなかった

事で苦しんで死にました。

 

2頭の馬を結び付ける「殺処分・安楽死

慎重に適切な判断の是非を世の中に問う為に

クモワカとテンポイントが命がけの大きな

お役目を果たしたのだと思います。

 

「シャケトラ、本当にお疲れ様でした。 

みんなに愛と喜びを与えてくれてありがとう。」

 

話しは変わりまして、

タイトルの「絶望と非絶望」

というのはシャケトラの事ではないのですが、

競争馬のように人の手に掛かって生きている

動物は、自ら生死の選択ができません。

 

下記の例は自らの選択肢はありますが、その先

はどちらも「死」しかないような絶望的状況。

 

日本昔ばなし」をご存知でしょうか。

年代がバレますね・・・。

先日、久しぶりにある調べものをしていて

観てしまいました。

 

私はこの話しを知らなかったので、最後は

どんな奇想天外な事が起きるのか、ハラ

ハラドキドキしていたのですが・・・。

皆さんがこの状況だったらどうしますか?

 

11分弱の動画です。

画質が古いのでご容赦ください。