昨日掲載しました「増上寺」の前にこちら
に伺っていました。
からも駅近でアクセスが便利です。
伊勢神宮の分社である「芝大神宮」
御祭神
天照大御神(内宮)
豊受大神(外宮)
こちらの桜(左エ)も既に目を引く程に
咲いていましたよ。
階段を上ったところに狛犬さんがおりまし
たが、真っ先に左手の狛犬さんに視線がい
きました。
左【吽形(うんぎょう)】
神社に配置された狛犬は通常、
右側に口を開けた【阿形(あぎょう)】
左側に口を閉じた【吽形(うんぎょう)】
が一般的ですが、どう見ても口を開けて
いるように見えてしまう・・・。
そして有角。
しかし、この角、色と質から見ても後から
創作されたとしか言いようがない感じです。
(後で調べた所、元々は短い角だった
ようです)
ということで、本日は狛犬の雑学というか
歴史について以下に記事にしてみました。
<狛犬はどこから来た?>
渡来したと言われています。
<狛犬の役割>
宮中で御簾や几帳の前に置かれた金属製の
調度品だったそうですが、次第に神社やお
寺等に魔除けとして一対で配置されるよう
になりました。
<両方とも狛犬ではない!?>
のはじめに「獅子」と「狛犬」となった模様。
元々中国に渡った時は角は無かったようです。
中国から日本に唐獅子が伝えられた際に、一方は
中国の霊獣である獅子(またはインドで守護獣
として置かれたライオン(獅子))
一方は「異国の獣」であり想像上の動物である狛犬
とされました。
ものから来ているとも言われています。
(人の正邪を見分け邪悪を祓うものとされていた)
<阿形と吽形の違い>
「阿形」はメスの獅子でたれ耳。子供の獅子
と一緒にいることが多い。
「吽形」はオスで角が生え、耳がピンと立
っており、玉や毬(フラワーオブライフが
描かれた)を持っているものが多い。
右【阿形(あぎょう)】
こちらはこちらでぷっと(笑)が出てしまいました。
なんだか頭にコブというかおもちを焼いて
萎んた時のようなものが頭頂に置かれているので。
調べたところ、右側の阿形が獅子(宝珠)
左側の吽形が狛犬(角)のようです。
こちらの阿形の方がクルクルとした巻き毛
のようなタテガミがくっきり沢山
掘られていました。
(写真ではわかりづらいですが)
イスラエルでも右側は獅子、左側は角がある
一角獣とされていますね。
<阿・吽の口の開閉の意味>
サンスクリット語の「a-hum」から来ていて
「阿(a)」は、口を開けて息を吐きだすこと。
「吽(hūṃ)」は、息を吸って口を閉じること。
口を開けて始まり、口を閉じて終わる。
「阿吽」は「宇宙の万物の始めと終わり」
を意味しています。
ほかに(阿)を 真実や求道心に、
という意味とされる場合もあります。
「阿吽の呼吸」の由来は吐く息と吸う息が
一緒のタイミングで、お互いの気持ちが一致
している状態で、お互い切り離せない一対の
ものの象徴されているようです。
参拝の前に階段を上がって左手に手水舎があります。
お忘れなく・・・→私は無いと思って拝殿直行(;''∀'')
後で気付き、奥がちょっとした庭園になっていて風流でした。
狛犬参考
http://guardianlions.blogspot.com/search/label/狛犬豆知識
芝大神宮HP
<由緒>
御代にて現在の芝公園のふもとにあった「飯倉御厨」
明治5年官許により芝大神宮に改名。
「関東のお伊勢さま」として多くの人々から
崇敬されています。
江戸時代、境内で生じため組鳶と角力との争い
「め組の喧嘩」として歌舞伎に再三上演され
ました。