Blue Wave

不思議な世界・スピリチュアルなお話

スピリチュアルな世界はファンタジー。 そこに生命の真実があります

この世は何故『悪』は無くならない?(1)

<二元性とは>
私達が住むこの地球は、二元性の性質を
持って作られています。
二元性とは、例えば男性と女性、太陽と
月、光と闇、生と死、健康と病気、良い
事と悪い事等、相対している性質のもの
で、両者が存在して初めて成立するもの
です。
私達はいいか悪いか、良いかダメかとい
う評価社会の中で生きているということ
も当て嵌まります。
それは秩序を保つ為にも作られました。

<二元性の世界にいる理由>
生まれた時から死ぬまで順風満帆な人は
いないように、人の人生というものは、
まるで映画の起承転結のように良くも悪
くも様々な事が次々にやって来ます。
何故お呼びではない困難なこと、辛い
こと、悲しいことなどがやってくるかと
いうと、私達は低波動の世界で魂を
成長させるために敢えて二元性の世界
を選んで来たからです。

<悪人は地獄に行くのか?>
宇宙に「いい」とか「悪い」とか、評価
することは無いんですね。
では、悪人は罰せられないのか、地獄に
落ちないのか?ということを不審に思
う方もいるでしょう。
地獄に行くかどうかは私には分かりませ
んが、第六天魔王は見た事があるので
、そういう存在がいて、何らかの場所に
連れて行かれるのではないかと想像して
います。

しかし善行を行った人も、悪行を重ねた
人も、少なくとも自分の人生に後悔した
り、疑問を持ち続けているとカルマとし
て残り、来世に影響するようです。


<元は1つの意識体のようなもの>
私達は元々、多くの集合意識みたいな一
体化したもから、それぞれが役割を分け
た魂となって、あらゆる世界へ飛んでいき、
お互いに経験値を積んで、死んだら元の
意識体のような所へ帰り情報を共有します。
その人の人生のテーマに合った形で凡そ
の青写真は決まっていますが、成長次第
で現世は変えることができ、得られるも
のも変わっていきます。

また、次に生まれ変わった時は、「裕福
な家庭に生まれるんだ」と思いながら死
んでも自分の課題をクリアしていない
と来世でもまた同じ経験をします。

<二元性は作られる>
九州の宿でお世話になったおかみさん曰く
「何故か私の所へ親猫が子猫を預けに来る
んだよね」と言っていました。
その方は数年前から捨て猫を保護していた
そうです。
動物はちゃんと理解して面倒を見てくれる
人へ大事な我が子を預けるんですね。
これは動物から見て信頼出来る人へ預けた
ということになりますが、猫に限らず信頼
出来る人の所には相談事がやって来るよう
に「捨てる神あれば拾う神あり」の如く、
相対的に二元性が成立するようになってい
ます。

最近姉が公衆トイレなどを掃除しているの
ですが、姉曰く「最近、汚いトイレばかり
に当たる」と言ってました。
掃除する人のところに、汚いトイレが巡っ
て来るようになっているんです。(笑)
しかしこういう行為は小さな徳の積み重ね
となる為、是非(私はやってあげてるんだ、
私はいい事してるから何かいいことがある
だろう)という見返り目当てにやらず、
コツコツ徳を積むと宇宙からのご加護が
あるでしょう。

ちょっと脱線しましたが、クスリ絵で有名
な丸山先生も「病人を治したい。と思った
瞬間、病人が現れる。つまりそう思うと
病人ができてしまう」というようなことを
仰っていました。
この世は片方だけでは成り立たないという
ことがよく分かります。

続く。