アンコール・ワット遺跡群の中でも、特に
楽しみにしていた遺跡がこちら。
アンコール・ワットの約40km東の森の中
にあり、他の遺跡と比べて著しく崩壊が
激しい平面展開型の巨大寺院ベンメリア。
入場料は一人5$。
参道では保存状態がいいナーガ
がお出迎え。
早々に目にしたのは瓦礫の山状態。
面喰いました。
この瓦礫の多くはガジュマルの木が成長
過程で遺跡を破壊していることが要因だ
そうです。
2002年までは地雷が多く残っており2
006年に地雷の処理が終了し、各整備が
整い観光客が訪れるようになったという
ので、比較的世間に知られたのは新しい
方です。
ベンメリアのベンとは「池」、メリアとは
「花の束」、花束の池という意味で、遺跡の
細かいモチーフにも表現されています。
アンコール・ワット建造前の11世紀末-12世紀
初頭の造営され、アンコールワットを建設した
スールヤヴァルマン2世が主となって建てられ
、東のアンコール・ワットとも呼ばれている程
類似しており、アンコールワットのモデルにな
っていると言われています。
のモデルではと噂されているそうです。
ただ、映画公開よりも後にこのベンメリアが
知られるようになったとかで。おそらく無意
識にチャネリングされたのではと思います。
宮崎駿監督の作品にはそういう傾向が見受け
られますので。
この写真の下部面がお濠で空の色が映ったら
、天空の城ラピュタのように見えるかも。
エネルギーが凄くてワクワクします。
回廊があったんだな~と思える風景。
現在も未修復のまま森の中にひっそりと佇み
、他の遺跡とは一味違った雰囲気を醸し出し
ています。
ガジュマルの木が大木に絡みつき、元の大
木を枯らし、遺跡をも乗っ取り崩壊させて
いく。
締め殺しと呼ばれるだけあって、そのパワ
ーで容赦なく襲う姿が凄まじくもあり、
強く生き抜きたいという生命力に圧倒され
ました。
この木達は遺跡を崩壊させるという事で、
将来的に切り倒されるみたいです。
精霊達がとにかく多いです。
光がまるで木のよう・・・というか
木の亡霊のようにも見えますね💦
木だけに光が降りて来ています。
色々な方が、「木の生命力が凄い」と
言われていますが、その強さを象徴し
ているかのようです。
そして更に不思議なことが。
くるりと回廊を回って裏から正面の方へ
歩いていた時、ふと小鳥を発見。
凄くすばしっこいのですが、同じような
場所に入ったり来たりして動いています。
写真を撮ろうとズームしたところ、なん
だか急にひらひらと上空を飛び、よく見
るとそれは蝶!?
あれ、蝶だったの???
そしてまた撮ろうと構えた時に、小鳥の
ように素早く木に止まり、尾羽を動かせ
ています。
何度もガン見してしまいました。
小鳥のような動作なのに、見て見ると蝶?
どうやら妖精だったようです。
写真はその素早さから翻弄され、結局隠れ
てしまって撮れませんでしたが、連れの姉
と二人で呆然としてしまいました。
環濠幅約45m、周囲4.2kmと規模はやや小さい
めのベンメリアですが、ここでも砂岩で掘られ
た様々なレリーフが見られました。
注意深く見ていれば、もっと沢山のレリーフ
が無造作に瓦礫の中にあります。
ゆっくり見て撮影する時間がなかったのが残念。
このベンメリアにも神話のモチーフが
レリーフに刻まれています。
ある場所に行った時、ガイドさんから「
この模様は何かわかる?」と聞かれ、即
座に頭の中で「蓮の蕾」という言葉が返
って来ました。
答える前にガイドさんから「これは蓮の
蕾なんですよ。」と。
ハイアーセルフ、ビンゴです(^^
ピンクのシールドが出来ていますね。
ここはとても高次元と繋がりやすいです
し精霊も多く、良いエネルギーで満たさ
れていますので、行ってみたい方には超
オススメの遺跡です!
また、写真を見るだけでも覚醒のエネル
ギーを受け取れると思いますので、お時
間がありましたら、眺めてみてください。