アンコール・トム南大門
アンコール・トムは「大きい都市」を
意味し、約3キロメートル四方、幅100
メートルの川のようなお堀がある巨大
な遺跡群です。
ここを見た瞬間、「帰ってきたー!」
という懐かしさと喜びを心から感じま
した!
この南大門は一台ずつしか車が通れな
い狭い門ですが、昔はゾウを使ってい
た為、ゾウが通れる幅に造られたんで
すね。
橋の右にズラリと並ぶのは神々。
左側は魔族のアスラ達が並んでいます。
みんな手に何かを持っていますが、切
れてしまっています。
もうお分かりですね。
蛇王ヴァースキーを持っている乳海攪
拌のモチーフになっています。
顔だけが新しいのは盗まれたり内戦で
破壊されたものを新しく作ったものだ
そうです。
ゾウのアイラーヴァタ
南大門のアイラーヴァタ
南大門の裏側に回ると3つのゾウが
います。このゾウはアイラーヴァタと
言って、雷神インドラの乗り物で、
体は白く、4つの牙があり、頭が
7つあると言われています。
(モチーフでは3つですが)
アイラーヴァタとその他15頭のゾウが
ブラフマーの歌によって生まれ出ました。
彼らは雲を作り出す能力を持つとの伝承
があり、「雲を編む者」と言われています。
アイラーヴァタは冥界パーターラまで鼻
を伸ばし、吸い上げた水を空に向けて吹
き上げると雲を作り、雷神インドラがそ
れを雨へと変えるとか。
(Wikipediaより一部抜粋)
バイヨン寺院
12世紀後半、ジャヤーヴァルマン7世
により現在のアンコール・トムが建設。
踊るアプサラ
美しい女神
こちらは他の遺跡にはない艶めかしさ
と表情の柔らかさが表れていて、とて
も優しいエネルギーを感じました。
「第三回廊が1月1日から修理で上がれ
なくなるんですよ」とガイドさん。
そうとは知らずに来たのでギリギリラッ
キーでした。
という事で第三回廊へ向かいました。
窓から覗いたのに、逆に見られている
感がある観世音菩薩像
塔の4面に彫られている四面像は観世
菩薩像を模され、それぞれ独特の表
情をされ、全部で196面あり、大
きいものでは2mを越えるそうです。
より迫力が伝わって来ました。
沢山の顔が並びます。
よく造ったな~と感心してジロジロ見
てしまいました💦
なぜか第三回廊にいた子猫ちゃん
地上から中央祠堂までの高さは45m。
こんな高い所まで来たんですねー。
この子猫ちゃんが私達の傍から離れず
、後ろの外人さんが触りたくずっと
狙っていたようで私達が離れた後、
子猫を早速抱っこして背中に乗せた
りしてました(笑)
実はこの子猫ちゃんが現われた近くの
中の方に、気になるところを発見!
子猫ちゃんが教えてくれたようで、そ
ちらで浄化と光を降ろすワークをさせ
て頂きました。
第一回廊
第一回廊は近影、遠影 中影の遠近
法で戦争に向かう兵士達のモチーフ
と、民衆が生活感を漂わせながら、
兵士と共に移動するモチーフが表現
されています。
子豚もおそらく食用として移動。
カメも食用として持って行きます。
しかし夫のおしりに噛ませています。
クメール人、こんな所でユニークさ
を発揮しています。
戦のモチーフもあったようですが、
そこまでは観る余裕がありませんで
した。
バプーオン寺院
北西に歩いて進むとこちらの寺院があり
ます。
森に囲まれた静かな寺院です。
11世紀に建造されたと言われており、
隠し子と言う意味をもつ、ピラミッド
型寺院でアンコールワット造営の寺院
建築の試作になったと言われています。
「自己責任で」という事で迷わず上り
ました。
どこまで行ったら上に着くのだろうと
思う位、やたら階段を長く感じました。
止まらず、振り返らず、黙々と歩きました。
高さ24mからの眺めです。
空中参道と言われる200mに及ぶ参道
が見えます。この両側は蓮池になってい
たそうです。
祭壇
中央祠堂にはピラミッド型の祭壇があ
り、線香をあげてワークをさせて頂き
ました。
男性の神様がこちらを見て頷いている
様子が見えました。
反対側へ降りて来ました。
木陰は気持ちいいです。
この周辺も遺跡がちらほら見られます。
この後パプーオンから像のテラスへ向
かいました。