Blue Wave

不思議な世界・スピリチュアルなお話

スピリチュアルな世界はファンタジー。 そこに生命の真実があります

知床遊覧船事故の明暗

KAZUⅠに無線連絡したゴジラ観光船

知床遊覧船が起こした海難事故はそも

そも安全管理を怠ったことが最大の要

因。また検査の形骸化も指摘されてい

ます。

 

しかし私達自身、「安全」が前提で乗

船するわけですから、乗ってみて初め

て今回のような悲劇に遭うこともある

得る、というのが一般的な考え方です。

こうした大きな事故はたまたま乗って

被害に遭ってしまったということでは

なく、既に定まっていたことが多いと

考えます。

<事故に遭う明暗>

「明暗」と書くと「良い・悪い」「幸

運・不運」」になってしまい、この次

元においてはどうしても「苦しみや悲

しみ、怒り」が伴うことで「善悪」を

ジャッジしてしまう世界の為、これか

ら綴ることがなかなか理解できないか

もしれません。

ウトロ港が見えるプユニ岬

私達は転生を続けて様々な体験をして

きています。ただ記憶がないだけで、

おそらく多くの方が結構悲惨な人生や

死に方を沢山体験されてきているでし

ょう。

 

なぜなら毎回毎回平穏無事に生きる人

生を望むなら、今世で最も大激動とな

る地球には転生してきていないからです。

人は「平穏無事で幸せな人生」を望む

反面、魂は自身の成長の為に常に変化

を求めています。

羅臼岳

<あの世の世界>

1つの人生に終止符が打たれ、肉体が

魂から離れると光の方へ向かいます。

(この世に執着があったり心が曇ってい

る人は光とは違う階層へ行くようです)

ただ、多くの人の臨死体験では光溢れ

た世界へ導かれると証言しています。

 

どんなに辛く痛い思いや苦しい思いを

しても、魂が離れると安らかになりご

先祖や既に亡くなった知人が迎えに来

て、美しく光に満ちた還るべき所へ還

って行きます。

 

ある事故で無くなった息子さんの事が

忘れられず、あの世で息子がどうして

いるのかを父親が霊媒師に尋ねた時に

、息子さんの霊が「あの時は凄く苦し

かったけど、今はとても素晴らしい世

界にいて穏やかに過ごしているよ。あ

の体験でみんなを悲しませてしまい心

苦しく思う。だからもう心配したり悲

しんだりしないで。」

そういう言葉を聞いて、父親も納得し

息子さんの死を受け入れることができ

たそうです。

フレペの滝

故人との霊的会話は世界各国で同様の

ケースが報告されており、あの世へ行

ってもなお、苦しんだりはしていない

ということです。

苦しむ人はこの世に執着があり、現世

に留まる人です。

そして大きな悲しみを乗り越えるご遺

族もまた魂の成長を今経験しているこ

とになります。

 

何か大きな事故で亡くなった場合は本

人の顕在意識でそれを望んでいなくて

も、潜在意識でそのような「死」の体

験を生まれる前から既に設定している

可能性が高いです。

 

使命感が強い人はこうした「死」の選

択をすることで、多くの人に衝撃を与

え、国の法律を改定するようなパワー

を発揮します。

 

現世で「不運」と片付けてしまわれが

ちですが、魂は大きな学びを取得し更

に成長を遂げ、多くの祝福が降りて光

の世界に満たされて癒されながら過ご

します。

 

それでもご遺族や関係者の方は突然家

族を失うという衝撃に耐えられず、事

実を受け入れらない辛い日々を過ごさ

れていらっしゃると思いますし、この

ニュースで多くの人が悲しみと憤りを

感じたことと思います。

 

彼等の犠牲の元、私達が安全に観光で

きるよう国のメスが入り、罰則強化や

ルールの厳格化に向けて動き出しまし

た。

 

大きな役割を果たした彼等に感謝し、

光の世界で十分癒され、また次のご縁

がありますよう、祈りを捧げることが

私達ができる供養になるのでしょう。

「怒り」の念を向けるエネルギーを

少しでも多く被害に遭われた方々の

為に感謝と癒しに使った方がいいと

思います。

 

豊かな自然に溢れ癒しの宝庫である知床。

キタキツネの兄弟

大自然を目の前に感動することも多く、

自然や野生動物を見たい方は是非一度は

行って頂きたい所。

エゾシカ親子

ヒグマウォッチングクルーズでのヒグマ親子

船を出すかどうかは船長が提出した安全

管理規定によるものですが、他の同業者

は基本的には連絡を取り合い、相談して

出航か欠航を決めますので、1社だけが

抜け駆けして出航するようなことはあり

ません。

また、多くの場合は早朝から沖へ出た漁

師仲間からの情報を得て、(実際に陸は

強風でも沖は穏やかだとか、その逆もあ

る為)詳細に確認した上で検討されてい

ると思われます。

しかしKAZUⅠについてはみんなと足並み

を揃えておらず単独行動でした。

エバーグリーン38とシャチ

今回の事故を受けて観光船関係、旅行会社

や宿泊施設ではキャンセルが相次ぎ、各所

で打撃を受けています。

コロナでお客様も減った後、やっと回復

してきた今年、しかも書き入れ時のGW

前にこの事故を受け、とても気の毒です。

一瞬にして知床がイメージダウンしてし

まいましたが、しかしこれをきっかけに

一層安全性を高め、訪れる人々が心から

楽しんでもらえる環境を整えられていく

ことを願います。

 

そして観光船や漁船も捜索に出来る限り

参加して人命救助に当たっていることを

ご理解頂きたく思います。

 

亡くなった方々の死を無駄にしないように。